暮らしのたより

内装工事

暖かい住まいつくりは窓の断熱から!

寒い冬に欠かせない暖房器具。でも、「暖房をつけても、部屋があまり暖かくならない・・・・・」という悩みも多いものです。部屋が暖まらないのは、窓の断熱性の低さがおもな原因。窓を断熱リフォームすれば、暖房効率が大幅にアップします。窓は、家の中でも一番熱の出入りが大きい場所です。窓などの開口部からは、冬の暖房熱の58%が外に逃げ出し、夏の熱気の74%が入り込んでいるといわれております。

つまり、冬の寒さの6割、夏の暑さの7割は窓が原因ということ。断熱性の高い窓にリフォームすれば、冷暖房が効きにくいという悩みも大きく改善されます。一般的に使われている、ガラスが1枚だけの「単板ガラス」は、暑さ寒さを通しやすいのが難点。一方で、2枚ガラスのガラスの間に空気を封じ込める構造の「複層ガラス」なら、断熱効果が単板ガラスの2倍にアップします。さらに、2枚のガラスの内側に、熱の伝わりを抑える特殊な金属膜をコーティングした「複層ガラス」なら、断熱性がさらに2倍になります。

一般住宅で最も普及しているアルミフレームは、軽くて錆びにくい反面、熱を伝えやすい性質をもっています。このアルミフレームを樹脂製にすると、窓の断熱性が格段に上がります。窓のリフォームの方法にはいくつかありますが、最も簡単なのは「内窓」を設置することです。内窓とは、今ある窓の内側に新しい窓を設置し、窓を二重にすること。内窓を複層ガラス+樹脂製フレームにすれば、高い断熱効果が得られます。内窓は工事が簡単なので、施工時間が1時間程度と早いのもメリットです。