暮らしのたより

外装リフォーム

外壁の塗り替えリフォームは8年〜10年が目安 

外壁の塗り替えは、新築の場合、通常10〜15年、リフォームの場合、8〜10年が目安とされいます。建物の外壁は一年を通して、太陽光(紫外線)や雨風を直接うけるために日々劣化が進んでいます。

この劣化は、褪色・カビ・ひび割れなど一目でわかる場合はもちろんですが、外壁を手のひらで触れた際に白い粉が付くことがあります。これは、塗料膜が紫外線によって分解され、劣化してしまった状態で、この現象を「チョーキング」と呼んでいます。この様な「チョーキング」が見られる前に、早目の塗り替えが必要となりますが、ここで抑えておかなければならないことは、「価格は耐久性に比例する」ということです。

一般に使われる塗料には、価格の高い順に、「フッ素」「シリコン」「ウレタン」「アクリル」等がありますが、価格の高い塗料はそれだけ耐久性も良いというこです。また、最近では耐久性以外に、優れた機能を持つ高性能塗料があり、その一つが「光触媒塗料」で、太陽光が汚れを分解し、セルフクリーニング機能も持ち合わせています。さらに、防カビ・抗菌性もあるため、価格はフッ素よりはるかに高くなります。このほかに「透湿型塗料」や太陽熱による建物の温度上昇を抑えれる「遮熱塗料」等もありますので、用途により最適な塗料を選択されることをお勧めいたします。