暮らしのたより

屋根工事

屋根のメンテナンスで住まいが長持ち!

雨や風から住まいを守る大切な屋根は、定期的なメンテナンスが必要です。機能的な屋根材を選べば、これからのメンテナンスの数をぐっと減らすことができます。
屋根には、雨や雪、風といった自然の影響から家を守る大切な役割があります。しかし、常に雨風にさらされるため、内装に比べて劣化が早く、定期的に塗り替え等のメンテナンスを行わないと、建物そのものの傷みにもつながります。
このため、メンテナンスの一つの方法として、塗装があり、基本的な塗り替えの目安は、コロニアルスレート屋根や金属材屋根の場合、10年に一度くらいの周期で実施することが最適です。
また、屋根を一新する場合、葺き替えは、25〜30年に一度といわれています。この、屋根の葺き替えの際にお勧めなのが、耐久性の高い屋根材です。
こうした屋根材を選んでおけば、塗り直しの回数も減り、メンテナンスにかかる費用がぐっと抑えられます。例えば、スレート屋根では、30年間は塗り替えしなくても良いものが登場していて、紫外線に強い塗料を採用したことで、長期間色あせしにくくなりました。
また、金属屋根に石のチップを吹き付けた屋根素材もあり、金属の軽さに、天然素材が持つ高い耐久性が加わり、葺き替え後は塗装などのメンテナンスもほぼ不要です。
真夏の屋根は、70℃近くまで高温になることもあり、この熱が伝わると、部屋の 暑さも倍増することとなります。
そこで、屋根を塗り替える際には、耐久性とともに、断熱効果を持つ遮熱塗料がベターです。
セラミックなどの特殊な材料を含む塗料なら、熱の原因である赤外線を反射し、屋根表面の温度が上がるのを防ぎます。部屋の温度が下がれば省エネにもつながることになります。