古くなった大谷石塀の改修/北方　O様邸

今回のお客様は、私共のホームページをご覧になられ、現状の大谷石塀改修のご相談を頂き、初めてお伺いさせて頂くことになりました。そして、こちらのお住まいは、築約３５年、建坪４０坪ほどの２階建ての建物で、特に、最近、道路側に面した大谷石塀の老朽化が進みもろくなり、崩れや剥がれ、そして倒壊の不安をお持ちになられておりました。

しかし、道路面に面した大谷石塀の距離もかなり長く、全てを解体し、新たにブロック塀を積み上げるとなりますとかなりな工事のご予算が負担になりますので、既存の大谷石塀の下段３段を残し、上段の２段のみを撤去の上、高さ６０センチのアルミフェンスの取付をご提案し工事のご依頼を頂くことになりました。特に、作業を進める際には、大谷石塀の全体がもろいため、残す下段３段を傷つけないように慎重に解体。剥がれや欠けの見られる部分はモルタルで補修した上、大谷石塀全体の強度を上げるため、専用の硬化剤で塗り固め、最後にアルミフェンスを取り付けて約１０日間にて全ての作業を完了させて頂きました。今回のこの工事を終え、お客様も不安から解消されて日々お過ごしになられることと思われます。