在来タイル浴室の修理改修/八幡　H様邸

築４０年、建坪３０坪の木造モルタル２階建てのお住まいで、約２５年程前からお付き合いが始まり、室内のフローリング張り、階段手摺り取り付け、また、外壁塗装や外溝工事など、住い各所の工事のご依頼を頂いてまいりました。そして、近年、奥様のご高齢化に伴い、ご入浴の際のお風呂場シャワーをお使いなられる回数も少しずつ増えてまいりました。しかし、今迄使われてきたシャワー付水栓は、お湯と水のハンドルが別々の２バルブ水栓で、お湯の温度調節する際、二つのバルブを両方操作しなければならず使い勝手も悪い状態でした。このため、今回は、サーモスタット付シングルレバー混合水栓への取り替えをお勧めさせて頂くことになりました。

さらに、タイル床洗い場の排水口も老朽化して排水口の廻りや内部にもヒビや割れが見受けられ、このまま放置しておくと、排水が洗い場の床内部に浸透していくことも危惧されたため、ステンレス製排水ユニットへの取り替えをご提案させて頂き工事に着手することになりました。これから取り付けるシングルレバー混合水栓は２バルブ水栓と同じ壁付タイプのため、既存のタイル壁を傷めることなくスムーズに取り替えを終えました。一方、タイル床の排水口の取り替えのためには、既存の排水口廻りのタイル床をハツリ、排水口を撤去し、新たに排水ユニットを取り付けてモルタルにて補修して作業を終了させて頂きました。