玄関、廊下、居間、キッチン床廻りフローリング重ね張り/八幡　S様邸

築４０年、建坪４０坪の木造サイディング張り２階建てのお住まいで、今から２０年程前より、屋内外の工事のご依頼でお世話になってまいりました。そして、今回は、玄関、廊下、居間、キッチン等の床廻りの緩みがあちらこちら気になっておりましたので、改修方法のご相談、ご提案、そして、お見積もりを進めさせて頂き、工事のご依頼後、着工させて頂くことになりました。

そこで、工事に着手するに当たり、まず、緩みの目立つ各入口のドアや引き戸廻りの床材を部分的に取り払い、新たに、根太や下地板を取り替えさせて頂きました。さらに、既存の廊下の床と各部屋入口の敷居の段差を解消するため、玄関、廊下から居間、キッチンの床廻りは、全て厚さ１２ｍｍのフローリング材を既存の床板の上に重ね張りにて作業を進めさせて頂きました。しかし、床の重ね張りを進める上で、特に、支障がありましたのが、玄関の履物収納、キッチンのシステムキッチン等で、既存の床に固定されており、これらの取り外しや取付となりますと相当な追加費用が発生致しますので、お施主様とご相談の上、特に、これらを移動させることなく、新規の床材を切り刻み、既存の床材の上に重ね張りし、約１週間にて全ての作業を完了させて頂きました。

そして、床廻り全体の美観も向上し、床の緩みも解消、お客様も快適にお過ごし頂くようになると思われます。